目次
■結論
ガソリンの全国平均価格は、11月から1月にかけて緩やかに低下しました。グラフを見ると、卸価格も同じ方向に下がっており、卸と店頭の差は大きく変わっていない――「段階的な値下げ」が比較的素直に反映されたように見えます。
■要点3つ

全国平均の低下と同時に卸値も下がり、価格差は大きく変わらない。
① 全国平均は“急落”ではなく、じわっと低下
11月の170円台前半から、12月、1月へとゆるやかに下がっています。急にドンと下がるより、生活者には体感が分かりにくい反面、混乱は起きにくい動きです。
② 卸価格も同時に下落している
全国平均の低下と同じタイミングで卸値も下がっています。店頭だけが下がったのではなく、製油所から出荷される段階で課税されるので上流(卸)側の価格変化があるのがポイントです。
③ 価格差は大きくは動かない
卸価格と全国平均の差は、少なくともこの期間では大きく広がっていません。値下げ分がどこかで吸収されたというより、段階的に補助金を増やした分が価格に乗ったように感じます。
※卸価格・価格差は取得できた月のみ表示(1月以降は未取得)。
■背景ちょい足し
ガソリン価格は政策だけでなく、原油価格や為替(円安・円高)でも動きます。今回の低下は、暫定税率廃止や補助の設計も含めて“ショックを抑えながら”移行した形に見えます。仕組みの整理は、こちらの記事も参考になります。
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■ひとこと
ここから気になるのは「1月以降、低い水準が続くのか」。為替次第では反転もあり得るので、しばらくは週次の推移を見ていきたいです。
そして今回の選挙では、食料品の消費税0%も争点の一つ。ガソリンのように“下がるはずの分”が、生活者の実感としてきちんと価格に反映されるのか――次はそこを考えてみます。
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出典
出典:資源エネルギー庁「石油製品価格調査(給油所小売価格)」等をもとに筆者作成(卸価格は取得できた月のみ)。
