経済動向– category –
GDP、物価、株価、為替。
数字のニュースを、暮らしの体温に置き換えて考えます。
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経済動向
変動金利が1%を突破した——でも、あなたの返済額が上がる日はいつか?
「変動金利が15年ぶりに1%を突破した」というニュースを見て、焦った人も多いだろう。でも少し待ってほしい。あなたの毎月の返済額は、今月から本当に上がっているだろうか。 おそらく、まだ変わっていない人の方が多い。それは錯覚でも安心でもなく、住宅... -
経済動向
企業物価2.0%の“落ち着き”は本物か——3月データが示す、家計値上がりの次の波
「落ち着いてきた」という言葉を、そのまま信じていいのだろうか。 日本銀行が発表した2026年3月の国内企業物価指数は、前年同月比+2.0%。ピーク時(2022〜2023年)の10%超と比べれば、数字だけ見ると確かに穏やかに映る。でも、その裏を少し掘ってみると... -
経済動向
米・イラン停戦合意で原油が下がった——家計の光熱費はいつ下がるのか?
4月に入って、ガソリンスタンドの看板価格をじっと見上げることが増えた。「また上がった」「今週は少し下がった」——値段が少し変わるだけで、一喜一憂してしまう。それくらい、光熱費とガソリン代は生活の中枢に入り込んでいる。 そんな中、気になるニュ... -
経済動向
2月の景気動向指数、2カ月ぶり低下——企業が最高益を更新し続けているのに、なぜ生活は苦しいのか
2026年4月7日、内閣府が2月の景気動向指数(速報)を発表した。CI一致指数は116.3で、前月より1.6ポイント下がった。2カ月ぶりの低下だ。 「また下がった。景気が悪くなってきたのか」と心配した方もいるかもしれないが、内閣府の基調判断は「下げ止まりを... -
経済動向
新卒40万円時代に思う——一番厳しいのは、60代の嘱託社員ではないか
東洋経済オンラインで気になる記事を読んだ。「初任給40万円時代に給与上がらない40代の本音」——タイトルだけでざわっとする人も多いだろう。株式会社400Fの調査では52.3%が年収に満足していないとあり、新卒の初任給引き上げに対して半数以上が既存社員... -
経済動向
【ホルムズ海峡封鎖】遠い中東の戦争が、なぜ家計を直撃するのか
数週間前、近所のスーパーで「また値上がりするらしい」という会話が聞こえた。それがホルムズ海峡と関係するとは、レジ前のお客さんたちは思っていなかったかもしれない。 2026年2月28日、米・イスラエル軍がイランを空爆した。翌日にはイランが「ホルム... -
経済動向
値上げ一服、でも油断は禁物――2798品目からわかる2026年の食卓リスク
4月が来るたびに、なんとなく「また値上がりか」と身構えるようになった。今年も例外ではない。帝国データバンクによると、2026年4月に値上げされる食品は2,798品目。最初に聞いて「多い」と感じたのだが、昨年4月と比べると33.8%減だという。なんとも複雑... -
経済動向
短観は「改善」でも、近所の飲食店が静かな理由――原油高が生み出す見えない格差
結論 2026年3月の日銀短観で、大企業製造業の景況感は4期連続で改善した。しかし同じタイミングで、プラスチック製品や輸送費の値上がりが続き、地域の飲食店では客足が遠のいている。マクロの数字と生活者の実感が、真逆の方向を向いている。 要点3つ 大... -
経済動向
賃上げ5%超え、でも物価高には勝てない?2026年春闘のリアル
結論 賃上げ5%超えは、数字だけ見れば確かにすごい。でも4月だけで2,500品目超の食品が値上がりし、原油高騰でそのコストはまだ上乗せされる可能性がある。大企業を中心に「過去最高」と言われても、中小企業の賃上げは置いてけぼり気味で、家計の体感とし... -
経済動向
電気・ガス補助、3月で終了。また欲しくなる家計の現実
結論 3月末で、冬の電気・ガス料金を支えてきた補助金が終了する。4月分の請求書から、その影響が家庭に届く。ガソリン価格は補助金効果でいったん落ち着いてきたが、ホルムズ海峡封鎖が続くなか、安心できる状況ではない。 要点3つ ① 今回の補助終了、何...