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暮らし
1.6兆円の外交戦——中国vs日本、アジアのエネルギーを巡る静かな覇権争い
4月15日、高市首相がオンライン首脳会合でこう宣言した。 「アジア各国の原油調達を支援するため、約1.6兆円の金融協力を行う」 一見、エネルギー危機への緊急対応に見えるこのニュース。しかしその裏には、中国と日本が20年以上にわたって繰り広げてきた... -
暮らし
お米5kgが5,000円になった国で——備蓄米入札が映す「2026年の食卓リスク」
4月14日、ほとんどの人が気にも留めなかったニュースがある。 農林水産省が2026年産の政府備蓄米について、2年ぶりの入札を実施した。結果は——落札率わずか5.6%。目標の約20万トンに対し、集まったのは約1万1千トンだけだった。 地味なニュースに見える。... -
暮らし
あの夜、震度7が2度来た——熊本地震10年が問いかける「備え」の現在地
2016年4月16日、午前1時25分。 熊本県益城町を、震度7の揺れが再び襲った。 前震からわずか28時間後のことだった。「もう大きいのは来ないだろう」と自宅に戻った人が、崩れた家の下に閉じ込められた。観測史上初めて、同じ地域に震度7が2度記録された夜だ... -
税と暮らし
給与明細に知らない天引きが始まった——「子ども・子育て支援金」は「独身税」なのか
4月になった。 給与明細を開いた人の中に、こんな項目を見つけた人がいるかもしれない。 「子ども・子育て支援金」 聞いたことはある。でも、何のためにいくら引かれるのか、よくわからない——そんな人のために、この記事では制度の中身と、今後の負担額の... -
暮らし
介護離職は突然来る——50代が一番危ない、遠距離介護のリアル
電話は、たいてい突然かかってくる。 「お父さんが転んで、病院に運ばれた」「お母さんが最近ちょっとおかしくて」——そのとき多くの人は、50代の働き盛りのただ中にいる。子育てがようやく一段落し、仕事もベテランの域に入り、「これからが自分の時間」と... -
暮らし
老後2000万円問題、2026年版——新NISAで間に合わせるなら「53歳」が分岐点だった
2019年、金融庁の報告書が「夫婦の老後に約2000万円が不足する」と試算して社会を騒がせた。政治家が火消しに走り、報告書は事実上の"撤回"をされた。しかし数字が消えても、問題は消えなかった。 あれから7年。金利が動き、物価が上がり、新NISAが始まっ... -
経済動向
変動金利が1%を突破した——でも、あなたの返済額が上がる日はいつか?
「変動金利が15年ぶりに1%を突破した」というニュースを見て、焦った人も多いだろう。でも少し待ってほしい。あなたの毎月の返済額は、今月から本当に上がっているだろうか。 おそらく、まだ変わっていない人の方が多い。それは錯覚でも安心でもなく、住宅... -
経済動向
企業物価2.0%の“落ち着き”は本物か——3月データが示す、家計値上がりの次の波
「落ち着いてきた」という言葉を、そのまま信じていいのだろうか。 日本銀行が発表した2026年3月の国内企業物価指数は、前年同月比+2.0%。ピーク時(2022〜2023年)の10%超と比べれば、数字だけ見ると確かに穏やかに映る。でも、その裏を少し掘ってみると... -
経済動向
米・イラン停戦合意で原油が下がった——家計の光熱費はいつ下がるのか?
4月に入って、ガソリンスタンドの看板価格をじっと見上げることが増えた。「また上がった」「今週は少し下がった」——値段が少し変わるだけで、一喜一憂してしまう。それくらい、光熱費とガソリン代は生活の中枢に入り込んでいる。 そんな中、気になるニュ... -
経済動向
2月の景気動向指数、2カ月ぶり低下——企業が最高益を更新し続けているのに、なぜ生活は苦しいのか
2026年4月7日、内閣府が2月の景気動向指数(速報)を発表した。CI一致指数は116.3で、前月より1.6ポイント下がった。2カ月ぶりの低下だ。 「また下がった。景気が悪くなってきたのか」と心配した方もいるかもしれないが、内閣府の基調判断は「下げ止まりを...