賃金と物価は「緩やかに上昇」?政策金利0.75%へ──日銀議事要旨で次を読む

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結論

日銀は12月会合で政策金利を0.75%程度へ(0.25%引き上げ)と判断。議事要旨では「賃金と物価がともに緩やかに上昇していくメカニズムは維持される可能性が高い」という認識が示されています。

要点3つ

  • 利上げの根っこ:賃金・物価の“ゆるやかな上昇”が続く見立て。
  • 金利は0.75%程度へ:0.25%引き上げが適当との一致。
  • 今後も状況次第で追加利上げ:見通しが実現すれば、改善に応じて金利を調整していく方向。

背景ちょい足し

「利上げ」と聞くと身構えますが、議事要旨では利上げ後も実質金利はマイナスで、緩和的な環境は維持されるとの整理も出ています。 一方で、住宅ローンなどへの影響は気になるところ。委員からは、預金利回りの上昇など“プラス面”も含め、家計・消費への影響を丁寧に見る必要がある、という趣旨の発言もあります。
ここで気になるのが、これから本番の「春闘」です。春闘は2〜3月に賃上げ要求が出そろい、3月に回答が集中しやすい時期。 とはいえ、「賃上げが広く続くか」はまだ結果待ちです。推測ですが、賃上げが強く出れば「賃金→価格→さらに賃金」という流れが続く材料になり、逆に弱ければ“利上げを急がない”理由にもなり得ます。日銀も賃上げ継続を重要な手がかりとしているので、今年の春闘は家計にとっても要チェックです。

ひとこと

次に見るのは「賃上げ(春闘)」と「物価の基調」、そして円安の動き。議事要旨でも円安と物価の関係を気にする論点が出ています。

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